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<特集>今すぐ読める!AIカメラの活用事例

監視カメラ映像をAIが解析、人数カウントや混雑状況可視化ができる「OPTiM AI Camera」の活用シーンとは?【インタビュー前編】

AI Start Lab 編集部 2022.3.10
CONTENTS
  1. 直感的にわかる混雑状況の発信が手軽に可能
    1. 混雑情報を表示するWebページ自動作成機能も追加
    2. 喫煙所などの施設内の混雑も簡単に配信できる
  2. 人数カウント機能の活用シーン
    1. エレベーターの利用率や空調システム連携などの事例も
  3. マーケティング情報としても活用
    1. 手軽に導入できる「OPTiM AI Camera」
コロナ渦において、飲食店や小売店、商業施設などで注目されるソリューションのひとつが、混雑可視化や人数カウントが行えるサービスだ。来店客にとっては、店舗が混雑しているかを事前に確認でき、安心感につながるほか、施設側も店舗運営の効率化やマーケティング的な活用が可能となっている。

数あるサービスのなかで、既設の監視カメラを活用し、クラウドで画像解析を行うAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」は、こうした混雑可視化、人数カウントに加え混雑時間帯の予測などの機能が手軽に導入できるAIサービスだ。画像解析のための専用ハードウェア導入が不要で、最短1分で設定が完了。1カメラにつき、3,278円(税込)という手ごろな価格も魅力だ。

この「OPTiM AI Camera」の活用シーンや機能について、サービスの企画と開発にかかわる株式会社オプティムのメンバーおふたりにお話をうかがった。

直感的にわかる混雑状況の発信が手軽に可能


「OPTiM AI Camera」の基本的な機能としては、監視カメラに写った人物の輪郭だけを描画して、プライバシーを守って混雑状況を表示する機能、人物の数をAIがカウントして、混雑状況を3段階で表示する機能、混雑推移を学習して、未来の混雑状況を曜日・時間帯別に予測する機能などがある。

「OPTiM AI Camera」による混雑状況可視化のイメージ

テキストなどによる混雑表示はほかのサービスにも多いが、「OPTiM AI Camera」の特長のひとつは、匿名化した人物の表示による混雑可視化だ。プライバシーを守りつつ、混雑がリアルタイムかつ直感的にわかる。

ただ、サービスの開発にあたっては、はじめから利用客に向けた情報提供をターゲットとしていたわけではないという。Industrial DX事業部のサブマネージャー・立澤さんは言う。

Industrial DX事業部のサブマネージャー・立澤さん

「もともとは来店者ではなく店舗向けだったのですが、もっとオープンにしていくことで、付加価値を出せないかと考え、来店するお客さまに見えるかたちに、さらにお客さまにもっと簡単に見てもらえるようにと、だんだんターゲットが広がってきたようなイメージです」

混雑情報を表示するWebページ自動作成機能も追加


こうして進化してきたサービスは、いかに手軽に活用してもらうかという点もアップデータを重ねてきた。

すでにある店舗・施設のアプリやWebサイトにはiframeを用いて埋め込む機能を提供。また、API連携を利用して、利用中のシステムと連携することも可能となっている。

さらに既存のWebサイトがなくても、混雑状況を表示するWebページを生成する機能も新たに追加された。AIサービス開発部のサブマネージャー・杉山さんはこう説明する。

AIサービス開発部 サブマネージャー・杉山さん

「利用いただく方のなかには、Webサイト自体を保有してないお客さまや、イベントで一時的に使用するお客さまといったケースがありました。そこで、簡易的にカメラの解析結果の画像を一覧で外部に公開できるようなサイトをつくれば、より導入していただきやすくなるのではとWebページ生成の機能を追加しました」

このWebページの生成は、管理画面から公開したいカメラを選択し、URLを生成するだけ。公開ページには任意のテキストを追加できるほか、リンクURLを追加すると、自動でQRコードとして表示したり、リンクボタンとして表示したりすることもできる。

「Webページやサイネージで混雑を確認した際、任意のリンクに飛ばしてモバイルオーダーや席予約などのアクションが取れるようになっています。比較的、小規模の店舗さんでも簡単に使っていただけると思います」(立澤さん)

喫煙所などの施設内の混雑も簡単に配信できる


店舗ではなく、施設の一部分の混雑状況を利用者に見てもらいたいというニーズもあり、Webページ生成機能は、こうした要望にも応えられやすくなったという。

「最近、相談が多かったのがビル内喫煙所の混雑可視化です。ビル自体のWebサイトがなくても、このページ生成機能で表示はすぐにできます。公開サイトのデザイン性にはこだわらないからすぐつくりたいお客さまも結構いらっしゃるのですが、ある程度デザイン性、スタイルシートを選択して提供できるようなかたちも考えているところです」(杉山さん)

人数カウント機能の活用シーン



では、この「OPTiM AI Camera」はほかにどのような場所や目的で利用されているのだろうか。

利用目的は、機能面でいうと大きく2つにわかれるという。1つはここまで取り上げてきた、混雑状況を可視化し、その対策として使うもの。店舗や施設、イベントなど、さまざまな業態とさまざまな場所で利用されているという。外部への公開だけでなく、施設運営においても、混雑への対応は重要となっており、その一助となっている。

なかでも、さきほどの喫煙室の例のように、用途として増えているのが、予約できない施設の混雑状況の発信だ。ホテルのラウンジ、フードコートといった予約できない場所に導入されることが増えているという。ジムが併設されているようなマンションで、共用部が空いているかを入居者の方が確認するために導入されている例もある。

もう1つの機能は、人数の計測だ。こちらは人数カウントをもとに混雑状況を3段階で表示する機能がある。さらに人数のしきい値を設定し、そのしきい値に達すると設定した画面に表示を切り替える機能もある。その活用方法として次のようなものもあるという。

「売店やトイレの前に設置して、待ち時間を配信する用途に使っていただいているケースもあります。設定した人数に応じて、例えば10人がこのタイミングで並んでいると、およそ30分待ちということも、画面の切り替えで配信できます」(杉山さん)

エレベーターの利用率や空調システム連携などの事例も


人数カウントでは、施設や設備の利用率を取ることも可能だ。

「あるビルの荷物用エレベーターの利用率を取りたいという要望がありました。人の少ない土日の夜間に搬入をおもにやっているようで、夜間は作業コストがかさむため、昼間の利用率次第でそちらに回してコストを下げたい。余計なコストを昼の時間帯にマージして、コストの最適化を行うといった目的でした」(杉山さん)

さらに、温度湿度をベースにしている空調制御において、スペースにいる人の人数・人の密度という観点も加えるために、利用するという取り組みもあるという。

人数カウントの機能では、カメラを設置した場所に、いつ、どれくらいの人数がいたのかを集計し、それをデータとして見ることができる。導入のコストも安いので、大規模な施策を行うほどではないものの、改善したいという要望が多いという。

マーケティング情報としても活用


「せっかく人数を取れているなら、ついでに時間帯別人数に加えて、男女の比率、年代などの属性情報も取ってマーケティング施策につなげたいといった要望は多くいただきます」

このように話す杉山さん。クラウド利用のサービスである「OPTiM AI Camera」には、こうした属性を分析する機能はないが、画像解析用のハードウェアを使う「OPTiM AI Camera Enterprise」では、属性分析や滞在時間カウントといった、マーケティング活用可能なデータの取得ができるという。

インタビュー後半では、「OPTiM AI Camera Enterprise」について、詳しくお話をうかがった。


<インタビュー記事後編へつづく>

手軽に導入できる「OPTiM AI Camera」



混雑可視化機能をもつ、AI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」なら、店舗や施設の混雑状況をプライバシーを保護しながら公開し、来店前にお客さまに見ていただくことで混雑時間帯を避けてご利用いただくことが可能になります。

また、一定の混雑状況を検知して管理者にアラートすることや、混雑時間帯の予測も可能。

既存の監視カメラが活用でき、クラウドでの解析を行うため、解析用のPCなども不要。最短1分で設定が完了します。1カメラにつき、¥3,278という手軽な価格で導入できる「OPTiM AI Camera」。

詳しくは、こちらからご覧ください
https://www.optim.cloud/services/ai-camera/


取材・文=編集部
撮影=齋藤 葵

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