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マスク着用時でも顔にモザイクがかけられる顔認証技術が登場

AI Start Lab 編集部 2021.7.19
最先端のAI・ロボティクスの技術を活用したソリューション提供を行うTRUST SMITHグループのSMITH&MOTORS株式会社は、Deep Consulting株式会社(以下ディープコンサルティング)と共同で、モザイクAI(マスキングAI)におけるマスク着用時の顔認識技術の開発に成功した。これにより、ドライブレコーダー映像の他、オフィスや商業施設において、マスク着用中の個人が写り込んだ写真・映像に対しての個人情報の保護が可能になる。

従来「モザイクAI(マスキングAI)」は、写真・映像内の個人情報に関わる情報に対して自動でモザイクをかけ、写真・映像内の個人情報を保護するものとされており、ドライブレコーダーの映像を扱う自動車メーカーや保険会社、映像を一般公開するメディアなどで利用されていた。

しかし、昨今のパンデミックの影響からマスク着用率が高い状況が続く一方で、従来のアルゴリズムではマスク着用時の人物の顔認識が難しく、個人情報にモザイクがかからないことが大きな課題となっていた。そこで今回開発された技術では、膨大なマスク着用時の映像データを学習させ、マスクにより顔の大半が覆われている人物の高精度な顔認識を実現した。


本技術の特徴


1. 高精度な処理


最先端の技術を活用した独自のライブラリにより、情報量の多い高精度の映像に対しても高速で処理することが可能に。

顔のモザイクでは91%、ドライブレコーダーでは96%の精度を実現。

2. 超高速な処理


独自のアルゴリズムにより、高速での映像処理が可能に。

顔のマスキングは約30fpsまで、ナンバープレートのマスキングは約20fpsまでの映像についてリアルタイムでのマスキング処理ができる。

3. 高いセキュリティ


SMITH&MOTORSのアルゴリズムが搭載されたマスキング実行用のPC本体の提供や、各企業のローカルネットワーク上での実装が可能に。

外部に情報が流出するリスクを抑え、個人情報を確実に保護することができる。


本技術により、これまで人通りの少ない場面で活用されていたドライブレコーダーの映像データに加え、オフィス内や商業施設における映像データ、マスク着用時の方々の流動が激しいシーンにおいて、AIによる自動モザイク処理が可能となる。また、今後も継続してマスクの着用が必要とされる医療現場などでは、パンデミック収束後にも利用可能な機能として期待される。


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AI Start Lab 編集部

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