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花王、売場づくり強化に向けて店頭支援巡回計画を日立のAIで自動化

AI Start Lab 編集部 2021.8.3
花王株式会社は、株式会社日立製作所によるAIと数理最適化技術を活用し、コンシューマープロダクツ製品の店頭支援を担う花王フィールドマーケティング株式会社による販売店巡回の計画を自動立案するシステムを協働で構築。本格運用を開始したと発表した。

昨今の複雑化する生活者ニーズや購買行動の変化に対応するため、最適な売場づくりが重要な課題となっており、花王フィールドマーケティングでは、販売店の店頭支援を行なう約2,000名の担当者(マーチャンダイザー)が、全国の販売店を巡回し、エンドユーザーニーズに対応した、買いやすくて、販売店の売上にも貢献できる売場提案や、店舗改装の支援、新店舗の陳列など売場づくりの活動を行っている。

この活動はこれまで、全国約60のエリアごとに、販売店の要望や作業希望日、マーチャンダイザーの勤務予定・業務計画、技術・適性、自宅や訪問先各店舗間の移動時間など、多岐にわたる制約条件を考慮して、計画担当者が経験をもとに手作業で時間をかけて巡回計画を作成していた。

そこで、この計画業務のプロセスを定式化・デジタル化し、統一したルールでより最適な計画を自動的に立案することにより、計画業務の時間・コスト削減と、店頭支援活動の能率化・業務平準化の実現をめざして、日立のLumada ソリューションである「Hitachi AI Technology/計画最適化サービス」(以下、本サービス)を導入。

本サービスにより、これまで多くの制約条件を考慮して時間をかけて作成していた計画の最適解を高速に自動で導くことができ、また業務要件の変化に応じた追加学習や、計画の履歴情報から特徴を学習させることにより、さらに効果的な計画に進化させることが可能となる。

年間数万時間を要していた計画業務を半減できると見込んでおり、より創造的な提案活動に取組むことで、業務能率化による活動生産性の向上をめざしていく。


花王は、従来にない新しい価値や発想を生み出す日立独自のデザインアプローチを活用して、計画立案に関する一連の業務を見える化、販売店やマーチャンダイザーに関するさまざまなデータや制約条件とあわせてデジタル化し、AIと数理最適化技術を用いて計画業務のノウハウを進化させ、最適化と自動化を実現した。


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AI Start Lab 編集部

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