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NTT東日本開発の映像AI解析サービス、実証実験へ。池袋駅周辺にAIカメラ設置。

AI Start Lab 編集部 2021.8.18
東日本電信電話株式会社 東京事業部(以下、NTT東日本)は、池袋駅西口繁華街において、2021年8月よりAIとカメラを利用した防犯対策、新型コロナウイルス対策の実証実験を行うことを発表した。

本実証実験は、池袋ロマンス通り商店会および池袋西一番街商店会の協力のもと、各商店街のエリア内に12台のカメラを設置し、NTT東日本が開発中の映像AI解析サービスにて設置したカメラの映像をリアルタイム解析。

暴力行為・ゴミや不審物の放置等をAIが検知することで、より安全・安心でクリーンな街づくりにおける映像AI解析サービスの有効性について検証するものであるという。加えて、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、防犯対策と同時にAIによるフィジカルディスタンスの状況把握とマスク装着有無の検知等を行い、現在の社会課題解決への有効性についても検証する。

背景と目的


近年、AIによる映像認識技術等の向上により、幅広い分野でAIが活用されており、防犯用途でのAIの研究・モデルの開発・深層学習等とともに、社会情勢に連動した新型コロナウイルス対策に資するAIの研究・開発も進展している。そうした状況の中で、市場では人間のみに頼る防犯・新型コロナウイルス対策等から、AIと人間による共同での対策への流れが浸透しつつあり、AIを活用したサービスの需要が高まっている。

そこでNTT東日本は、防犯・新型コロナウイルスに対するAIのさまざまな有効性を検証するために本実証実験の実施を決定した。今回使用した、映像AI解析サービスは、現在NTT東日本が開発中のサービスであり、NTT東日本のネットワークサービスとエッジコンピューティング基盤を組み合わせたプラットフォームに、サードパーティのカメラシステムやAIアプリケーションを搭載して提供する。

本実証実験では株式会社ティ・エム・エフ・アースの低帯域LTE回線で高画質映像を転送できる映像圧縮技術および動画とAIアプリケーションの管理システム、DACORE株式会社の行動解析AIアプリケーションを活用。また、カメラの撮影・録画並びにカメラ画像の取扱いは、株式会社ティ・エム・エフ・アース及びDACORE株式会社に業務委託している。

実証実験の概要



2021年8月より、池袋ロマンス通り商店会および池袋西一番街商店会のエリア内に12台のカメラを設置。NTT東日本が開発中の映像AI解析サービスにて、設置したカメラの映像をリアルタイムにAIを用いて分析し、暴力行為・盗撮・ゴミや不審物の放置・千鳥足・転倒等ならびにフィジカルディスタンスの状況把握とマスク装着有無等の遠隔検知を行う。

分析した結果、これらの暴力行為または密集等の異常を検知した際は、検知場所の商店会へ即時通知し、豊島区や警察署などのアドバイスも得ながら、両商店会と共にAIと人間による共同での対策を検討していく。本実証実験は2021年10月中旬に終了予定だ。

なお、本実証実験は総務省及び経済産業省発表の「カメラ画像利活用ガイドブックver2.0」の公表*に沿った運営を行い、カメラ機材、ならびに取得映像は、実証実験後に速やかに破棄し保管はせず、カメラによる個人の特定はしないという。

今後NTT東日本は、様々な防犯・新型コロナウイルスに対するAIの有効性を検証し、課題の改善方法・必要機能の拡充・AI学習を進展させ、広い地域で課題となり得る防犯・新型コロナウイルス対策における有益なソリューションを提供することで、地域の課題解決・地域活性化への貢献を目指すという。


*参考:総務省 「カメラ画像利活用ガイドブックver2.0」の公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000040.html

プレスリリース
https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1276609_2608.html

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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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