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AIによる画像認識で鉄道利用実態を調査、金沢工業大学

AI Start Lab 編集部 2021.8.23
国際高専グルーバルイノベータプロジェクトでは、8月5日より、のと鉄道七尾線の穴水駅のホームに乗降客カウントシステム用のカメラ6 台を設置。AIによる画像認識でコロナ禍における、のと鉄道利用実態の把握を目指す。

本プロジェクトでは、撮影した画像を用いて AI で乗降客カウントするエッジコンピューティングシステムを構築し夏休み期間の乗降客数調査を実施。

今後のと鉄道の各駅に同様のシステムを構築し、観光客の動線解析を行い、この解析結果を元にのとを堪能できる観光の提案も目指す。

コロナ禍で非接触の調査システムを構築


のと鉄道では、例年対面での利用状況調査を行っていたが、昨年度はコロナ禍の影響により、接触を伴う手法を用いることを理由に調査は中止。しかし、この鉄道利用者の状況調査は能登半島の交通の要であるのと鉄道に関する調査は、今後の地域観光や鉄道利用を促す施策の検討に対して重要性が高いものである。

そこで、今回の学生プロジェクトでは、工学技術を用いた非接触での利用状況調査システムを構築。国際高等専門学校が得意とするAIを用いて、鉄道利用状況を調査する。

能登観光の盛り上がりを目指した取り組み


プロジェクトに実施にあたり、のと鉄道七尾線の終着駅である穴水駅において各乗車口の計6カ所に設置したカメラで乗降客を撮影。画像を用いてAIで乗降客カウントするエッジコンピューティングシステムを構築し、撮影した画像を用いて調査する。

今後、のと鉄道各駅に同様のシステムを構築し、夏休み期間において実証実験を数回実施する予定であり、得られた結果をもとに観光客の動線解析を行う。

2021年度の調査結果は、のと鉄道、穴水町役場へ2022年2月に報告する見通しであり、同時に観光客の動線解析をもとにした「のとを堪能できる観光」の提案まで目指し、地域への貢献をはかる。

なお、当プロジェクトは公益社団法人 大学コンソーシアム石川の「2021年度地域課題研究ゼミナール支援事業」に選定された「コロナ禍におけるのと鉄道利用実態の把握」(地域課題発掘枠)として実施される。


*国際高等専門学校(国際高専)は、学校法人金沢工業大学が運営する高等専門学校
**学生9名、指導教員:袖美樹子 国際高等専門学校 准教授によるプロジェクト


プレスリリース[PDF]
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103034/202108038485/_prw_PR1fl_z6GqnpUY.pdf

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AI Start Lab 編集部

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