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スーパーなどの商品棚の品切れを画像で検知、商品自体ではなく背景を学習

AI Start Lab 編集部 2021.8.31
映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダードは、スーパーマーケットなどの店舗における商品陳列状況の確認をAIにより自動化し、品切れした際に通知するサービス「AI品切れ検知ソリューション」の提供を開始。

また、あわせて販売パートナーやカスタマイズ開発パートナーを募集するという。

小売店における「在庫確認」が大きな課題に


商品陳列作業の効率化は、スーパーマーケットを中心とした小売店の大きな課題のひとつ。倉庫に商品在庫が潤沢でも、商品の陳列遅れによる欠品状態や棚に並ぶ商品が少ないと、消費者に売れ残っているような印象を与えてしまい購買意欲を削いでしまう原因となる。

このような消費者の購買意欲の低下を防ぎ、機会損失を避けるため、店側は常に商品の陳列に気を配る必要があり、多くの小売店では店舗スタッフが目視で確認・補充を行っているが、人の目を使った在庫確認には限界がある。

また、昨今注目されている「スマートリテール施策」は、決済の自動化・キャッシュレス化やPOSシステムによる需給予測で様々なソリューション活用が進んでいる一方で、在庫状況把握の自動化については導入コストとその効果との兼ね合いで導入ハードルが高く、「陳列」「品出し」と呼ばれる作業についてもロボットによる自動化が困難であるのが現状だ。

発想の転換でコスト削減・効率化に貢献



今回提供が開始される「AI品切れ検知ソリューション」は発想を転換し、商品そのものではなく「棚などの背景情報」を学習することで、在庫が「何%あるか」を把握する仕組みである。

この仕組みは、今までの「商品そのものを学習させる方式」と比べ、およそ94%(従来比)の学習・解析コストの削減に成功。さらに判定可能範囲も2倍以上になったという。時系列に沿って在庫率を可視化できるため、機会損失の低減だけでなく、棚割の最適化など、さまざまな売上向上施策に利用可能だ。



なお、本サービスの解析結果はVPNアクセスでセキュアにWebブラウザから確認できる。


解析前後の画像・背景画素判定AIによる解析


本サービスは、セグメンテーション技術で商品棚と商品を推定して表示する。

:商品
:棚、背景
:その他

解析前画像

解析後画像

また、四角形で任意に設定できるエリアごとに在庫率を検知することで、商品の入れ替えや判定の細分化に対応している。


PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000017039.html

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AI Start Lab 編集部

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