ニュース

日立、南紀白浜空港にて保安検査を支援するAIの実証実験をスタート

AI Start Lab 編集部 2021.9.9
株式会社南紀白浜エアポート(以下 南紀白浜エアポート)と株式会社日立製作所(以下 日立)は、和歌山県・南紀白浜空港において、保安検査を支援する人工知能(AI)技術の実用化に向けた実証実験を開始したと発表した。

本実証では、両社で AIの活用による 空港の保安検査におけるさらなる業務の高度化・効率化に取り組んでいく。

空港の保安検査は、航空機の乗客や乗員の安全を確保する上で不可欠な業務であり、航空需要の増加が今後見込まれる中、乗客の利便性と保安検査の確実性を両立させるための検査 能力・効率性の向上が求められている。

従来、保安検査の一つである手荷物検査においては、検査装置を通過する手荷物に X 線を 照射させ、画像処理により鮮明化された画像をもとに保安検査員が「目視」で危険物を検知していた。

セキュリティレベル維持のために危険物の見逃しが許されないなど、保安検査員にかかるストレスが極めて高い状況であり、その軽減が課題となっていた。また、手荷物検査において、労働人口が減少する中、熟練の検査員による検知のノウハウの継承は重要であるものの、人材育成は容易ではなく、経験の浅い検査員は検知に時間を要するという課題があった。

今回、南紀白浜空港において AI を活用して手荷物検査の高度化・効率化を支援する実証を開始。従来の検査員による「目視」に加え、AIによる二重の確認により、保安検査員のストレス軽減とともに手荷物検査の安全性の更なる向上をめざす。

システムの中核には、日立ソリューションズの「X線検査判定支援ソフトウェア」を用い、 X 線装置の手荷物検査において、AIによる危険物の自動判定を実施。

AIは、日々更新される新たな危険物の情報や熟練検査員のノウハウを学習して進化し、高いセキュリティレベルと業務効率の向上を図っていく。


ニュースリリース:日立
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/08/0827a.html
プレスリリース[PDF]
http://shirahama-airport.jp/application/files/2616/2986/3995/20210827_AI-jissyo-jikken.pdf

印刷ページを表示
WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

AI・人工知能のビジネス活用についての情報をさまざまな視点からお伝えしていきます。

AIのビジネス活用に関する
最新情報をお届け

会員登録

会員登録していただくと、最新記事やAI関連のイベント情報を受け取れたり、その他会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。