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NECが、食品製造業向けのAI検査支援サービスの提供を開始。良品画像のみで不良品検出可能に

AI Start Lab 編集部 2021.9.6
NECソリューションイノベータは、良品画像の学習のみでAI(人工知能)技術により良品・不良品(2級品)を検出・分類する機能を追加したクラウドサービス「NEC AI・画像活用見える化サービス / 生産管理・検査支援」を主に食品製造業向けに提供を開始した。また、本サービスのオプションとして「NEC AI・画像活用見える化サービス / 学習モデル作成ツール」も併せて無償での提供を開始する。

従来のサービスでは、良品・不良品のそれぞれの画像を学習することで良品・不良品の検出・分類を行なってきたが、今回の「NEC AI・画像活用見える化サービス / 生産管理・検査支援」は、独自アルゴリズムの追加により、収集した良品画像のみを学習するだけで良品・不良品の検出・分類を行うことを可能とした。これにより、良品の多い検査対象物においても、発生頻度の低く画像の収集が難しい不良品や異物の検出が可能となり、対象物の状況に合わせた検査の実施と生産現場における検査業務の更なる改善を支援していく。

また、「NEC AI・画像活用見える化サービス / 学習モデル作成ツール」では、専門知識がなくともブラウザの画面上で学習モデルの作成や評価などの動作確認、学習モデルのクラウド環境への登録が可能に。これにより、顧客自身で検査対象物の追加や判定条件の変更を行うなど、柔軟な対応を支援していく。

近年、食品製造業の生産工程では、目視による検品作業が行われているが、熟練作業者の高齢化によって、技術の継承が将来にわたる課題となっていた。これを受け、NECソリューションイノベータでは良品・不良品(2級品)の画像から、AI技術で良品・不良品を判定する「NEC AI・画像活用見える化サービス / 生産管理・検査支援」を提供し、現場作業者の作業効率と品質の向上を支援してきた。

良品・不良品の判定にAI技術を適用する際、発生頻度の低い不良品や異物などの検査対象物のデータ(画像)を事前に大量に収集することは、製造品質が向上する昨今においては難しい状況となっている。また、AIの学習モデルの作成や評価には専門性の高い知識が必要となるケースが多く、お客様自身で対応することが難しいという課題もあった。

そこでNECソリューションイノベータは、不良品や異物の画像を不要とし、良品の画像から、良品・不良品の判定が可能となる機能を追加。また顧客による柔軟な運用を支援するため、専門的な知識がなくとも、学習モデルの作成や評価等を行うことができるオプション機能の提供を開始した。

今回の強化機能


例えばサバの加工ラインにおいて、サバ以外の魚種を想定できず予め画像を準備できない場合、良品(検出したいサバ)の画像のみを収集し学習することで、良品 / 不良品の検出・分類が可能となる。




プレスリリース
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20210817/index.html

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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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