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自動運転バスで「顔認証AI」によるキャッシュレス決済。岐阜市で地域先進モビリティシステムの実証実験がスタート

AI Start Lab 編集部 2021.11.5
岐阜市が行う地域先進モビリティシステムを構築する地域活性化事業において、2021年10月23日より株式会社トリプルアイズと岐阜市役所、岐阜ダイハツ販売株式会社、パナソニック カーエレクトロニクス株式会社、Facety株式会社は共同で、顔認証AIを用いた自動運転バスでのキャッシュレス決済の実証実験を開始した。

10月22日に開催された出発式

岐阜市は公共交通機関への自動運転技術の導入を目指し、2019年より3年連続で市民参加型の実証実験を行っている。この背景としては、運転免許証を保有しない高齢者、バス停までの移動が困難な交通弱者の増加、バス運転手不足による地域交通の持続の難しさなどの課題があり、自動運転バスの導入により中心市街地と各地域を公共交通機関で結んだ都市づくり構築の狙いがある。

2021年度の取り組みにおいては昨年の実験時よりも運転手が操作する機会を減らすことを目標に掲げ、運転席やハンドル、アクセル、ブレーキペダルのないフランス製の車両を採用。また同時に顔認証AIによるキャッシュレス決済の実験も行う。

実証実験に採用された自動運転バス

運転席のない自動運転バス、一般道を走行


2021年10月23日から9日間、小型バスタイプの電気自動車に人を乗せ一般道を走る実証実験を実施。車両と信号機を通信でつなぎ信号の色を自動判断して走行させたり、車両搭載のセンサーで横断者と障害物を自動で検知したりすることができるか検証を行う。

走行速度は最大で時速19kmを想定。運転手がコントローラーで車両を操作することもできるため、突然の飛び出しなど不測の事態にも対応可能だという。

ルートは岐阜市役所を出発し金華橋通りからJR岐阜駅を経由、長良橋通りで岐阜市役所に戻る1周5kmと、岐阜市役所を出発、若宮通りを経由して岐阜市役所に戻る1周2kmの2パターン。

顔認証AIによるキャッシュレス決済の実証実験


自動運転バスの走行検証と同時に、顔認証によるキャッシュレス決済の実験も実施される。顔認証AIエンジンに採用されたのは、トリプルアイズの画像認識プラットフォーム・AIZE(アイズ)だ。

実験参加者は事前にiPad等のカメラで顔画像を撮影しAIZEに登録。バスに据え付けられたタブレットで顔認証をすると、撮影された画像がクラウド上のAIZEで解析され、本人確認される。事前登録された人物の場合は「ご乗車ありがとうございます」というメッセージとともに運賃が画面上に表示される。これにより顔認証によるキャッシュレス決済が行われたことが確認できる。また顔認証と同時に検温も行うことで、バス内の感染症対策にも寄与する。

バス乗車口に設置されたAIZE Biz+

自動運転バス、顔認証キャッシュレスが実現される未来構想


今後、交通機関や店舗では「無人化」がキーワードになる。岐阜市では将来的には「乗務員がいないバス」の運行を想定し、車内の様子を遠隔で監視したり、キャッシュレス決済を見据えた顔認証をしたり、実用化に向けた実験が重ねられている。

人口減少と少子高齢化を迎える中、中心市街地と各地域を利便性の高い公共交通などのネットワークで結び、市民が暮らしやすいコンパクトネットワークの都市づくりの実現を目指していく。


プレスリリース
https://www.3-ize.jp/information/?p=2137
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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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