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阪神武庫川線で「画像AI」や「ローカル5G」の実証実験。安全性の向上や省人化を目指す

AI Start Lab 編集部 2021.11.6
阪急阪神ホールディングスグループである阪神電気鉄道株式会社、アイテック阪急阪神株式会社、株式会社ベイ・コミュニケーションズ及び、阪神ケーブルエンジニアリング株式会社の4社は、踏切・ホーム等のさらなる安全性の向上及び設備点検業務の省力化の実現を目指し、阪神武庫川線において画像解析AI、ローカル5G、地域BWAを活用した実証実験を2021年10月25日より開始した。

日本国内では労働力人口の減少が進んでおり、鉄道業界においても乗務員、保守作業員等の要員確保が課題となっている。そのような中でも、鉄道事業の運営においては、より高いレベルでの安全確保を追求していく必要がある。そういったことを受け、更なる安全性を追求しつつ、よりコンパクトな鉄道運営を実現すべく、先端技術の活用検討に着手することになった。

本実証実験では、踏切・ホーム等における更なる安全性の向上及び巡視点検業務の省力化を図ることを目的に、「画像解析AI」と「ローカル5G」による異常検知等の実用可能性を検証する。


あわせて、カメラ映像やAI解析結果を伝送する通信基盤として、ローカル5Gに加えて既存の地域BWAで比較検討を行い、より最適な通信方式を検証していく。なお、ローカル 5Gは実験試験局として武庫川線沿線を広くカバーすることで、将来の鉄道環境における広域利用を見据えた検証を行う。

本実証実験による基礎的な検証を行った後も、実用化に向けて段階的に検証を進め、既存システムとの連携、検証線区の拡大等を検討していくという。 また、将来的には、他の鉄道会社でも利用可能なシステムとすることで鉄道業界全体の課題解決に貢献するとともに、先端技術に関する知見を蓄積することで鉄道用途に限らず様々な新しいソリューション を創出し、豊かなまちづくりに資する地域課題の解決に取り組んでいく予定だという。


プレスリリース[PDF]
https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/news/docs/20211018.pdf

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AI Start Lab 編集部

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