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商品棚から何の商品を取り出したかをAIで画像認識─キヤノンITSの「StoreMotion」

AI Start Lab 編集部 2021.11.16
キヤノンITソリューションズは、商品棚のカメラ映像から手にとった商品をリアルタイムにAI認識し、高精度で識別できるAI商品認識プラットフォーム「StoreMotion」の提供を開始した。

本システムを活用することで、消費者の商品接触行動を可視化する「店舗マーケティングツール」や、マイクロマーケットなどの小型店舗における「レジレス無人決済」など、ユーザーの店舗DXを加速するさまざまなソリューションの実現が可能になる。

キヤノンITソリューションズは、キヤノン製品の開発で培ったソフトウェア開発技術や画像処理技術とAIを用いた画像認識技術を組み合わせたAI・画像処理ソリューションをさまざまな業界に提供し、ノウハウを蓄積してきた。

今後、「StoreMotion」を活用した店舗業務支援や店舗マーケティング支援などのソリューションを提供することで、ユーザーとともに新たな価値を創造していく。

「StoreMotion」の特長


1. 最新のAI映像解析技術により商品を識別するため高い精度を実現


最新論文手法に基づくAI映像解析技術を採用しており、高精度に商品を識別することができる。

またキヤノンITソリューションズ独自のアルゴリズムにより、商品の追加、変更、削除を容易に行うことができる。

2. 消費者の商品の取り出し動作・戻し動作をリアルタイムに認識


消費者が商品を棚から取り出す動作、戻す動作をリアルタイムに正確に認識。

店舗マーケティングツールとして活用すると「商品が戻された」情報を収集することが可能となるため、消費者が商品を購入しなかった理由の分析につなげることができる。

3. 取り出した位置と異なる場所に戻しても正しく認識可能


消費者が取り出した位置と違う場所に商品を戻しても商品を正しく認識。

さらに消費者が棚の何段目のどの位置からその商品を取り出したか(または戻したか)といった情報を取得することも可能。

4. 商品陳列レイアウトを変更してもシステムの設定変更は不要


本システムは棚から取り出された商品の映像から識別するため、商品棚にどのように商品が陳列されていても動作には影響がない。

たとえば商品レイアウトを変更してもシステムの設定変更は不要。また商品棚に煩雑に商品を詰め込んでも問題なく動作する。

StoreMotion活用イメージ

「StoreMotion」が実現する店舗DXソリューション


新しい購入体験のマイクロマーケットや、マーケティングデータの収集、インタラクティブなデジタルサイネージなどへの活用が可能だ。

1. 消費者の商品接触行動を可視化


<店舗マーケティングツール>

店舗の棚にカメラを取り付けることで、消費者が何の商品を取り出したか、または戻したかを自動認識。消費者の商品接触をデータ化することができる。


2. レジレスの無人店舗を低コストで実現



<スマホ決済型マイクロマーケット>
消費者が棚から取り出した商品を自動認識し、ユーザーのスマートフォンに通知、そのままスマートフォン上で決済を完了する。セルフレジのないスマホ決済型のマイクロマーケットを実現。

3. 手にとった商品によって表示が変わるインタラクティブなデジタルサイネージ



<店舗内の販促ツール>
手にとった商品によって表示が切り替わるインタラクティブなデジタルサイネージを実現。商品のクーポンを発行して購入を促したり、関連商品をおすすめしたりも可能。

4. バーコードレスの商品を自動決済



<AI画像認識型会計システム>
生鮮食品や惣菜パンのようなバーコードがついていない商品を映像から認識し、自動で決済することが可能。
※スマートフォンで動作させる場合はカスタマイズ開発が必要。


プレスリリース
https://www.canon-its.co.jp/news/detail/20211027storemotion.html

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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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