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東海道新幹線でAIとサーモグラフィカメラで濡れた座席を検知、清掃スタッフの負担軽減へ

AI Start Lab 編集部 2021.12.16
東海道新幹線では、1日あたり100本を超える列車の点検・整備を行っており、1列車あたり2座席程度の座席の濡れを確認している。しかし、座席の濡れの目での判別は難しいため、現在は「濡れ検知機能付 ホウキ」を使用して作業を行っている。

今回、東海道新幹線は作業性の更なる向上を目的に、サーモグラフィカメラを活用した「座席濡れ検知装置」を開発。また、これの使用開始を発表した。


これまで、座席の濡れの有無の確認は、整備スタッフが「濡れ検知機能付ホウキ」を使用し、1編成あたり約1300席の全座席を1席ずつ確認していた。確認は中腰での連続した作業となり、整備スタッフの身体的負担にもなっていた。

今回、サーモグラフィカメラを活用した「座席濡れ検知装置」の導入により、立ち姿勢で装置を座席方向に向けるだけで座席の濡れが検出され、装置の画面と音声により整備スタッフへの通知が可能に。


今回開発した技術は、機械学習技術を活用した画像分析により、座席・座面を自動的に認識する機能。赤外線画像から座面部分の温度を取得し、濡れ箇所を自動的に判定&表示も行う。

作業性が改善されることで、整備スタッフの身体的負担が軽減されることはもちろん、 整備スタッフの習熟度に拠らずに迅速かつ正確な点検が可能になるという。

サムネイル画像:Joshua Davenport / Shutterstock.com

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https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041590.pdf

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AI Start Lab 編集部

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