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NEDOらが世界初の可動部がない「自動運転用ソリッドステートLiDAR」開発

AI Start Lab 編集部 2022.3.3
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において、SteraVisionは2019年12月から燃費効率の良い自動走行システムの実現を目指す「長距離・広視野角・高解像度・車載用LiDARの開発」に取組んでおり、世界で初めてスキャナー(MultiPol®)の可動部を一切なくし、量産性を向上させたソリッドステートLiDARを開発したと発表した。

カメラと組み合わせて濃霧などの「霧の先」の検出も可能に


開発したソリッドステートLiDARはデジタル信号を加えることで光ビームの方向をスキャンできるようにしたもので、モーターなどで光ビームを移動させる従来方式で指摘されていた信頼性の問題を解消。

開発したソリッドステートLiDAR

さらに、スキャナー(MultiPol®)とFMCWという光コヒーレント技術を組み合わせ、肉眼では確認できない遠方や濃霧、煙などのいわゆる“霧の先”を見ると同時に、速度も検出することを可能にした。

また、このLiDARを用いてカメラと融合させた自動運転車向け認識技術(パーセプションAI)と連動することで、カメラだけでは検出困難な“霧の先”を重点的にスキャンし、“見たいところを必要なだけ見る”ことができる人間の目のような機能を持った視覚システムを実現。

今後、レベル4とレベル5の自動運転やファクトリー・オートメーション(FA)、ロボティクスシステム、セキュリティなど多くの分野への適用を目指し、予知運転に伴う省エネ化を進めていくという。

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AI Start Lab 編集部

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