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固定観念を持たない“AIが描くアート”とは?「題名のないAI絵画展」開催

AI Start Lab 編集部 2022.5.13
AI技術を使って描かれた絵画作品が多数展示される「題名のないAI絵画展」が、4月末に羽田イノベーションシティで行われた「イノベーションEXPO2022春」にて開催され、約1万2000名が来場した。

イベントでは、会場の参加者が考えたテーマをもとに、AIが絵を描く様子を見られるライブペインティングや、本絵画展のプロデューサーとDXの専門家らとの対談が行われた。

コラボセッションの様子

人間の創造力を拡張してくれるAIの可能性を発信


本絵画展のコンセプトは、「人間の創造力の拡張を通してAIの素晴らしさを伝えること」。

将来、人間の仕事を奪うことを懸念されることもあるAIだが、AIが作品を創っていく様子に刺激され、来場した多くの人が新しいアートの世界を垣間見た。

AIの技術を使って描かれた絵画作品

展示されている作品には題名がつけられていない。

固定観念や知覚、身体的な限界を持たないAIが、“何をテーマに、この作品を描いたのか”。

観覧者一人ひとりが作品を見て、題名を考えていく。もちろん、作品への解釈は自由だ。観覧者それぞれが自由に鑑賞・解釈することで、創造力を拡張してくれるAIの可能性を感じてもらう狙いである。

AIが絵画を描くプロセスの一部

また、「3つのAI」による創作プロセスも鑑賞できる、ライブペインティングも実施された。

作品を創るために使用されたのは、

  1. 言葉から絵画を探し出すAI
  2. 絵画を生成するAI
  3. その絵画の良さを審査するAI

以上の3つ。

本絵画展ではそのAIによる創作プロセスについても映像化して展示。ライブペインティングセッションでは、参加者が考えたテーマをもとに、AIが作品を創り上げた。

観覧者は、AIの芸術性の高さに驚き、AIが作り出した自由で不思議な空間を楽しみ、AIの新技術と今後に期待を寄せた。

また今後は、AIの技術を使ったアート(DEEP ART)によるムーブメントを日本国内だけではなく、世界に拡張していくためにDEEP ART財団(仮称)を立ち上げ、活動展開していく予定だという。

画像:PR TIMES


羽田スマートシティEXPO2022春
https://haneda-innovation-city.com/news/2022/04/21/1556/

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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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