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AIで交通事故データを分析! 運送事業者向けの運転リスク診断サービス

AI Start Lab 編集部 2022.6.17
矢崎総業株式会社と三井住友海上火災保険株式会社は、事故データとデジタルタコグラフの運行データをAI分析する運転リスク診断サービス「TRUE SAFE」を開発。運送事業者へ提供を開始すると発表した。

本サービスは、両社の膨大なデータを学習したモデルを使用しており、従来製品に比べて精度の高い事故発生予測が可能となっている。

精度の高い事故発生リスク予測モデルを構築


両社が開発したAIは、矢崎総業のグループ会社「矢崎エナジーシステム株式会社」のデジタルタコグラフが記録した商用車両等の運転挙動に関するさまざまなデータや、三井住友海上が蓄積してきた自動車事故や運転リスクに関するデータ、さらには、天候等の外部データなどを学習したモデルを使用。

従来製品に比べて精度の高い事故発生予測が可能となっている。なお、AI分析アルゴリズムの開発、データ分析・解析は、アクセンチュアが支援。

矢崎総業はこれまで、デジタルタコグラフを活用し、「急ブレーキ」「急加速」「急ハンドル」「スピード超過」という主要リスク指標をベースとした運転診断サービスを運送事業者向けに提供してきた実績を持つ。




しかし、過去の事故データと300万運行以上の車両運行データをAI解析した結果、従来の4大リスク指標・行動では事故リスクを捉えきれていない運転シーンがあることが判明したため、三井住友海上と、より科学的で詳細な指標での高度な安全運転診断サービスの開発に着手した。

共同研究において、上述の主要リスク指標(「急ブレーキ」「急加速」「急ハンドル」「スピード超過」)よりもさらに科学的に事故と相関のある数百パターンの特徴量から事故リスク要因を究明することに成功。精度の高い事故発生リスク予測モデルを構築した。

今後、矢崎総業と三井住友海上は、当該サービスの機能高度化や分析精度向上に加え、車内外の動画を活用したAIでの危険検知・予測による安全運転指導サービスの開発を進めていく。

画像:Shutterstock、矢崎総業株式会社プレスリリース


矢崎総業株式会社
https://www.yazaki.ai/
三井住友海上火災保険株式会社
https://www.ms-ins.com/

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WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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