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カードサイズのAIカメラで顧客分析 NaRaYa 越谷レイクタウン店が「Actcast」導入

AI Start Lab 編集部 2022.6.30
Idein株式会社が提供する、国内シェアNo.1のエッジAIプラットフォーム「Actcast」のAIカメラを活用した顧客分析の実証実験が、Actcastのパートナー企業である株式会社エス・マーケティング・デザイン・ジャパンの協力のもと、NaRaYa越谷レイクタウン店にて7月1日より開始される。

プライバシーにも配慮した顧客情報の取得


従来商業施設全体の顧客情報の取得は、来店人数や店舗での商品購入でのみ可能となっていた。

今回新たにNaRaYaの店舗前の通路と店舗入り口付近に、ActcastのAIカメラを4台設置。これにより、店舗前の通行人数や店舗への来店人数の時間帯ごとの把握が可能になり、商品の購入に至らなかった顧客の属性(性別・年代)の推定データも取得できる。

また、AIカメラの設置によって店舗が可視化できるようになり、取得したデータを元にした「商品取り揃えへの反映」や「売場施策への活用」、「テナントリーシング情報への活用」なども可能になる。

将来的には購買データと組み合わせて来店から販売に至るまでの行動分析を行うことでRaasとしての活用や、OMO(Online Merges with Offline:リアル店舗とオンラインショップの融合)でそれぞれの特長を生かした新たな顧客体験の提供も期待される。

なお、取得した情報はエッジ(端末側)のAIカメラ内で処理されるため、データ収集で個人が特定されず、顧客のプライバシーにも配慮している。

AI解析技術・コスト面での優位性を実現


今回、「Actcast」は高度なAI解析とコスト面での優位性があるという点から採用された。

「Actcast」はエッジデバイスの価格を抑えることができ、遠隔操作で複数のデバイスの管理・運用が可能。今後、複数店舗で同様の顧客分析を実施する際にも、導入のハードルを下げることができる。

「Actcast」の特徴は以下の通り。

  • 高度なAI解析がクレジットカードサイズの小さく安価なデバイスで可能なため、デバイスのコストを劇的に削減できる(通常は数十万円のデバイスを使用するようなAI解析を数千円のデバイスで使用可能)
  • 当社独自の高速化技術により、AIモデルの軽量化をせずに最先端のAI解析ができる
  • カメラ、マイク、温度計等を搭載したセンシングデバイスを使用して、多様な実世界の情報を収集・活用できる
  • リモートで複数デバイスの管理・運用ができる
  • エッジAIは必要最低限の情報だけをクラウドへ送るため、プライバシーに配慮しながら利用できる


Idein株式会社
https://www.idein.jp/ja

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AI Start Lab 編集部

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