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京セラ、本の背表紙を画像解析して一括で蔵書点検ができるAIを提供開始

AI Start Lab 編集部 2021.2.26
京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、本の背表紙画像をAIで解析して、図書館の蔵書点検の効率化を支援する、AI蔵書点検サポートサービス「SHELF EYE(シェルフアイ)」提供を開始した。


図書館の蔵書点検は重要な業務のひとつだが、一定期間休館にし、職員総出で数万冊におよぶ蔵書をバーコードで1冊ずつ読み取る作業は膨大な時間と工数を要する。またRFIDタグの活用による効率化も、全蔵書にICタグを貼付する工数や機器の導入コストが課題とされていた。

KCCSはICT技術を活用して蔵書点検業務の効率化を支援すべく、2019年11月から本の背表紙画像をAIで解析して蔵書点検をサポートするシステムの開発をスタート、グループ会社のRistと共同でAIを開発。2020年3月から船橋市西図書館と実証実験を進めてきた。


「SHELF EYE」は背表紙画像を解析して本のISBN(国際標準図書番号)を特定する仕組みで、タブレット端末のカメラで撮影した複数冊の背表紙画像を解析可能。確認結果は点検用CSVデータに出力、CSVデータの取り込みが可能な図書館システムであれば利用できるという。

また、日常的な書架点検をサポートする機能もあり、背表紙画像をその本のその図書館における利用情報(最終貸出日・貸出回数など)ごとに色付けして、リアルタイムでタブレット端末上に表示し、確認。書架画像上でピックアップすべき本を視覚的に判断することができ、貸出頻度の低い本を書架から外すなどの日常的な書架の点検作業に役立つ。

将来的にはロボットやドローンなどを活用した書架の撮影の自動化やARグラスを活用した書架点検の効率化にも対応する構想だという。


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AI Start Lab 編集部

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