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GoogleのコロナAI予測、5月末の新規感染者数は全国で日に1万人に迫る予測

AI Start Lab 編集部 2021.5.6
グーグル(Google)が昨年11月から公開している新型コロナウイルス感染予測サービス「COVID-19 Public Forecasts」の日本版「COVID-19感染予測(日本版)」によれば、5月4日〜5月31日までの28日間の陽性者数は190,120人。5月28日の新規感染者数は、9,442人と予測し、東京、大阪などに出されている緊急事態宣言の延長も取りざたされるなか、新規感染者数の増加傾向が止まらないとした。

東京はGW明けに高止まり傾向と予測



東京都の1日の新規感染者数は、GW明けの5月15日から新規感染者数の7日間移動平均が1,000人台となり、それが28日まで続く予測。21日には日の新規感染者が1,232人と、期間中でもっとも多い予測。緊急事態宣言の効果としては、急激な増加が抑えられている程度ということになる。

大阪は増加傾向が止まらず



いっぽう、医療のひっ迫が報じられる大阪府では、Googleの予測によると緊急事態宣言の効果も少なく増加傾向が続き、5月後半には1日に感染者数が1,500人台となる日もあると予測。月末には7日間移動平均が1,300人台と予測した。急激な増加ではないが、増加傾向は続くとしている。

なお、このグーグルによる「COVID-19感染予測」は、日本全国での新型コロナウイルス感染に関する予測情報を、都道府県別に提供。今後28日間に予測される死亡者数、陽性者数、入院・療養等患者数などをダッシュボードで示しているもの。

AIと膨大な疫学的データを組み合わせ、さらに、時系列の予測を扱う斬新な機械学習のアプローチを採用することで実現。アメリカ版の「COVID-19 Public Forecasts」は、Google Cloud AI とHarvard Global Health Instituteが提携して開発。ジョンズ ホプキンス大学、Descartes Lab、米国国勢調査局などが公開しているデータを使用してトレーニングされているという。

日本版の公開にあたっては、「Googleコミュニティモビリティレポート」や「Covid-19 World Symptom Survey」、厚生労働省のオープンデータ、首相官邸の発表、国立感染研究所感染症情報センターのデータなどを利用。国内のデータでトレーニングを行ったことで、予測結果には日本の状況が反映されているとしている。

一部のデータソースでは、最新情報の反映に1日~3日程度要することから、予測出力時の入力データのすべての最新情報が含まれていない可能性があるという。また、検査の報告方針の変更など特定の要因で陽性者数が突然変化したような場合、この変化がデータソースや予測結果にタイムリーに反映されない場合があるとしている。

この予測モデルは、医療機関や公的機関をはじめとした新型コロナウイルスの影響を受ける組織が、今後より適切な対処を検討・準備する上での参考情報の一つとして利用されることを目的に公開しているとしており、グーグルでは、利用の際はユーザーガイドを必ず参照し、このデータ単独ではなく複数の参照可能なデータと合わせてご活用してほしいととしている。

*5月6日更新

COVID-19 感染予測 (日本版) の公開について
https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/google-and-harvard-improve-covid-19-forecasts
WRITTEN by

AI Start Lab 編集部

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